タイタンFX 分別管理あり・信託保全なし

FXトレードを行う際は、FX業者にお金を預けることとなります。

そこでポイントになってくるのがお金の管理方法です。お金の管理方法がずさんなFX業者を選択した場合、ある日突然お金がなくなってしまうかもしれない恐怖があります。

そうならないためにも、利用するFX業者がどのようなお金の管理方法をしているのか把握しておきたいものです。

今回は、タイタンFXの分別管理あり・信託保全なしというお金の管理方法について詳しく見ていきましょう。

タイタンFXの資金管理スタイルは分別管理あり・信託保全なし

タイタンFXでのお金の管理の仕方、つまり資金管理のスタイルは分別管理あり・信託保全なしとなっています。この分別管理あり・信託保全なし、というスタイルに関して、海外FXとしてはごく一般的なものです。

というのも、海外FXでは分別管理のみを実施しているというケースがとても多いんです。

分別管理とは?

分別管理あり・信託保全なしの形で資金管理を行っているタイタンFXですが「分別管理あり」とはどのようなものを指すのでしょう?

これはFX業者が分別管理を行う場合、そのFX業者の運営資金とFXトレーダーの資産を完全に区別して保管している状態を指します。その名の通り、分別して保管しているだけの状態です。

そのため、万が一そのFX業者が倒産した場合、そのFX業者に預けていたお金は返金される保証がない状態になります。

タイタンFXが行っている分別管理について

タイタンFXの公式ホームページのよくある質問には、以下の記載があります。

 

分別管理について
お客様の資金は、TITANFXの経営資金とは完全に独立した別の口座にて、全額保管されています。TITANFXでは、「完全分別管理」ポリシーを採用しており、お客様からお預かりした資金は、常に顧客信託口座に現金で保管されています。同ポリシーにより、お客様の資金が弊社の運営資金として使用されることはございません。

 

タイタンFXはナショナルオーストラリア銀行(NAB)で会社資金とトレーダー資金を分別管理しています。ナショナルオーストラリア銀行(NAB)とは、日本人には馴染みがないと思いますが、資本金や総資産、利益を考慮した2012年の世界銀行格付けにおいてオーストラリア上位4銀行に選ばれただけでなく、その中でも最も総資産が大きい銀行です。

信頼性の高い銀行に預けた上に分別管理をしているとなれば、十分安心できる部分がありますが、分別管理は万が一の時に資金を返金する保証はありませんし、義務もありません。

もしタイタンFXが倒産してしまった場合、分別管理されているFXトレーダーの資金も差し押さえ対象となってしまいます。この点は覚悟しておきましょう。

信託保全とは?

タイタンFXでは「無し」となっている信託保全ですが、信託保全とはFX業者の固有の資産とFXトレーダーの資金を分けて管理するため、FX業者が信託銀行と信託契約を結んでFXトレーダーの資金を信託口座で管理することを言います。

さらにこの信託保全には「一部信託保全」と「完全信託保全」の2つがあります。

それは以下のようなものとなっています。

 

一部信託保全 万が一FX業者が倒産してしまった場合、FXトレーダーの資産が定められた上限まで返金保証される
完全信託保全 万が一FX業者が倒産してしまった場合、FXトレーダーの資産が全額返金される

 

一部信託保全と完全信託保全の違いは、返金に上限があるかどうかです。当然ながら上限なく全額返金される完全信託保全のほうが安心ですし、FXトレーダーにしてみると、信託保全はあるほうがよいです。

ただし、信託保全を行う上でFX業者には管理コストがかかってきます。そのコストは莫大な金額になってきますので、海外FX業者はあまり信託保全をおこなっていないのが現状です。

国内FXでは信託保全が義務付けられている

タイタンFXは分別管理あり・信託保全なしですし、他の海外FX業者においても信託保全は無しとしているところが多いです。 

しかし、国内FXの場合は信託保全が義務付けられています。これは20102月の内閣府改正により国内FXに信託保全が義務付けられました。これによりFXトレーダーが預けた証拠金や資産に関しては、FX業者ではなく信託銀行などが管理を行っていくこととなります。

「海外FXよりも国内FXのほうが安心」といった意見もありますが、それはこの信託保全によるところが大きいといえるかもしれません。

分別管理あり・信託保全なしでもタイタンFXは特に問題なし

タイタンFXは分別管理あり・信託保全なしの海外FX業者ですが、分別保管と信託保全がそれぞれどのようなものなのかを知れば、「信託保全なし」の部分が気になってくるかもしれません。

しかし、分別管理あり・信託保全なしでもタイタンFXは問題ありません。確かに倒産リスクは海外FXでも国内FXでもつきものではありますが、タイタンFXの倒産リスクはかなり低いと言えます。

なぜかというとタイタンFXは海外FX業者の中でも高い人気を誇っているだけでなく、多くのFXトレーダーがタイタンFXを利用しているからです。

これまでに資金面にて大問題を起こしたこともありませんし、資金面の安全性を保ちながら長きにわたり運営を行っています。

大切なのはFXトレーダー自身の意識

タイタンFXは分別管理あり・信託保全なしでも特段問題ないと言ってきましたが、タイタンFXに限らず大切なのはFXトレーダー自身がどうとらえるかです。 

FXトレードは常にリスクが伴いますし。「絶対」と言い切れることはほぼありません。

儲かると思ってスタートしたのに大きな損失を出してしまうこともありますし、逆に損失が出るものと思っていたら利益になっていたということもあります。

海外FXや国内FXといった分類に関係なく、すべてのFX業者は倒産のリスクを抱えています。常にリスクがあるということを理解した上、自分の資金管理とを行っていきましょう。

FXに限らず何事にも言えることですが、相手に頼り切ってしまうといつか失敗してしまうものです。

特に、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響にて世界中が不安定な状態に陥っています。何がどうなるかわからない世の中だからこそ、改めて身近に様々なリスクがあるということを頭に入れておきましょう。

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